執着

本当の愛情とは無条件の愛なのです。
条件を付けたらそれは本当の愛情とは違います。


極端に言えばあなたがいればそれだけでいい、生きていてくれればそれだけでいい、愛情を注ぐ相手は 親、子供 夫 妻 恋人などです。

ところで人は自分の世界観で人生を考えるため外面的なことや、世間体を気にするようになります。そうなると無条件の愛情よりも、いい学校や優秀な成績を第一に考えがちです。

子供を通して親自信が褒められたい認められたいという気持ちになると関心は子供の心ではなく子供の成績に向いてしまいます。

子供の時代に親から十分に愛情をかけてもらえなくなると、大人になってから自分のことをほめてほしい、認めてほしい、幼児のように愛してほしい、

そして

自分だけを見てほしい、相手を独占したいという気持ちが強くそれが依存心になり、自分が愛しているよりもっと多く自分を愛してほしいのですが、それに答えてくれないとその反動で相手を憎むようになってしまいます。

それでも離れられなくなってしまいます。

常にだれかに愛されてもらえないと寂しくなり、愛情無差別なのでもて遊ばれてしまうことが多いです。

自分に対して劣等感を感じているので自分自身を好きになれないんです。


恋愛においても、仕事でも、サークルに参加してもその中での人間関係に苦しんでしまいます。

自分に欠けていることに対して外側から埋めようとしても、かえって虚しくなってしまいます。

友達を作ろうと思ってサークルに入ったものの、あの人は自分のことを嫌っているのではないかとか、人目が気になってしょうがないのです。

その満たされない気持ちを誰かに依存しても愛情を感じられず、さらに心は傷ついてしまうのです。

依存心が強い人は、親と心が通じ合えず無理に親に合わせることが多いいですね。


例えば仲の悪い夫婦では、又は離婚をした場合には別れた相手の悪口を言う母親に対して、本当はお父さんが好なのに無理をして母親に合わせていたということがあります。

そうなると自分の心に反して父親を憎んでしまう罪悪感や、母親から伝わってくる劣等感が刷り込まれて、無意識の中に罪悪感と劣等感を植え付けられてしまいます。

なので愛する人が現れても何か下心があるのではないか、素直になれず余計なことを考えすぎて息苦しくなり、相手に対して息苦しさを与え、一緒にいても楽しくなくなってしまいます。

依存症の人は人間不信から駆け引きをします。

例えば


・親密さを取り戻そうとして何回も電話やメールをしたり、メールが長文になったり、仕事の帰りを待って待ち伏せをする。

・わざと相手を無視したりする。

・相手からの返事が遅かった場合には、それに比例してわざと遅く返事をする。

・相手を無視してみたり冷たい行動に出る。

・喧嘩をするとすぐ「私たちはもうお仕舞」と言って別れ話をして脅かす。

・彼から連絡があったときわざと忙しいふりをして見せる。

・わざと嫉妬させる。

このことから駆け引きをしている間は依存は治りません。

夫婦仲が悪い場合母親から夫の悪口を聞かされた時、「お母さんも好きだけれど、お父さんも好き」と素直に自分の気持ちを言えれば依存はなりにくいです。

ネガティブな心から抜け出すためには

・相手のために時間を使い相手を信頼して些細なことには口を出さない。

・相手に対して常に温かく接する。

・喧嘩をしたとき相手の気持ちを真摯に受け止める、「なんだこんなことか」と受け止めない。

・彼から連絡があったとき素直に受け取る。

・ありのままの自分の気持ちを伝える。

・相手の不満に対してすぐに対応する。

・今ある問題にフォーカスする。過去の話は関係ない。

そして守護霊様と深くつながるためには

・自分自身に対して素直になる。

・自分に対して何が必要なのかをはっきりさせる。

・今気になっていることを曖昧にしないで、具体的に守護霊様に伝える。

・どんなに傷ついても自分を責めず、今を感謝をする。

・自分は守護霊様と一体であるということに感謝をする。

2024年05月06日